今週は、女性シンガーソングライター・松任谷由実のデビュー45周年を記念した、ベスト盤の続編となる「ユーミンからの、恋のうた。」が好調である。しかし、好調なのはこの新作だけではなく、5年前に40周年記念としてリリースした「日本の恋と、ユーミンと。」が、デイリーランキングでトップ3に返り咲くほどの猛烈な相乗効果を発揮し、売れているのである。
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昨今男性シンガーソングライター米津玄師の活躍には目覚ましいものがあるが、今週はそんな絶好調な米津玄師の新曲「Lemon」がシングルCDとして発売されており、その勢いには明らかに拍車がかかっているようだ。ここでは米津玄師の動向について記述する。
再度懐古の話題になるが、今回は15年前に遡る。15年前の2003年、この年の1~3月も、ヒットが集中している時期である。一昔前のヒットが量産されていた時代の中でも、特に集中しているタイミングがあるのだが、2003年1~3月もそれにあてはまるのである。詳細は以下の通り。
この一週間ほどで、勢いを上げているアルバム作品がある。先週16日に公開されたばかりの映画「グレイテスト・ショーマン」のサウンドトラックである、「グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)」である。こちらは発売日が1月17日となっており、1か月前には発売されていたのだが、映画公開に合わせて急浮上し、ランキング最上位にまで上り詰めている。
最近よく行っている懐古企画であるが、今回も先日行った20年前をとりあげる。90年代はヒットの宝庫であり、記録的なヒットが無数にあるが、20年前の98年の1~3月頃も、そういう時期の一つである。98年といえば、CDの生産額が歴代最高となった一年でもあり、それを証明するかのようにヒット作も数多い。ここではちょうど20年前の1月~3月を振り返ってみたい。
先日は20年前のランキングをもとに懐古企画を行ったが、今回は10年前のランキングを使用する。10年前は2007年であり、90年代とは違いCD不況の傾向が年々強まるばかりの10年間であった。しかし、2017年現在から振り返れば、まだまだCDに勢いがあり、ヒット曲もあった時代でもある。ここでは10年前のアルバムランキングを振り返る。ちょうど10年前のアルバムランキングでは、非常に豪華な顔ぶれが揃い、活気あふれる展開となっていた。まだCDの勢いが健在だったことが読み取れるような結果であるように感じられる。当時の結果は以下の通り。