今週は、ドリカムが七夕にベストを発売している。
・ドリカムのベストが、閑散期の続くアルバムランキングに久々に刺激を与えている。久々にヒット作となるかもしれない。

ドリカムのベストは、七夕の火曜日が発売日だったため、集計は月曜から七日間フルに使える。その有利性もあり、ドリカムとしては久々の高水準となりそう。具体的には、初日に7万台スタートとなり、これだけでも結構な勢いを予感させたが、2日目は6万台を維持と、ほとんど初日と変わっていない。これにより、今回のドリカムがかなりの勢いを蓄えていることが判明した。

その後は、4万台→2万台→2万台と、さすがの累計型の動きを披露。累計は4日目の時点で20万枚を突破する勢いとなった。

最新の5日目までの数字は、23.3万枚。残り2日間あるため、まだ上積みが期待できるが、もし休日効果が発揮され回復するような追い風が吹けば、2007年末のオリジナルアルバム「AND I LOVE YOU」以来の初動30万突破さえ現実味を帯びてくる。

また、2009年3月のベスト盤「DO YOU DREAMS COME TRUE?」とも比較してみると、その初動は23.1万で、すでに超えてしまっている。では今回は絶好調かというと、実はそうではない。この2009年のベストは変則的な発売日設定をした影響があった。具体的には、土曜日発売だったことに加え、その前日の金曜が春分の日で祝日だったことにより、木曜から4日間の集計だったのである。それで初動23.1万だったのだから、今回のほうが負けていると考えるのが自然だろう。しかも、初動23.1万の後の2週目は、なんと驚異の14万台。今回の2週目がそんなに出るとも考えにくいため、やはり2009年ベストには及ばないようだ。

ただ、いずれにせよ、今回のドリカムが好調なのは変わりない。年間レベルでも上位が十分狙えるポテンシャルが見えるため、改めて期待がかかる。

・先週とりあげた、中島みゆき「糸」のカラオケ1位浮上だが、今週も糸が1位をキープ。2週連続1位となった。

こちらに寄せられたコメントには、ミスチル桜井のバンドであるBank Bandによる「糸」のカバーについての言及もあったが、それも人気に影響している可能性がある。いずれにせよ、カバーが人気の原動力の一つになっているのは間違いなさそうだ。

今後の糸の動向に引き続き注目。最近のカラオケ上位の中では、繰り返しになるが、普遍性は最高に高い。地盤は最も固いはずであり、この地位も強固であると思われる。

他、今週のカラオケの20位には、「シュガーソングとビターステップ」がランクイン。配信を中心に最近絶好調でだった楽曲である。最新曲が続々とカラオケランキングに登場しているのも、最近の特徴ではないだろうか。