・今週はお盆期間に入っている。
・今週はお盆休み。CD売上にも好影響が予想される。休日が多くなると思われ、毎日が土日と同じ状態になるからである。

・そんな今週は、未だにドリカムが強い。先週、5週目にもかかわらず、週末の猛追で浜崎あゆみを大逆転で下して、週間1位に返り咲いたばかりのドリカムだが、6週目の今週も1位になる可能性が非常に高い。強力な新譜がいないのがすべてであるが、6週目にして未だ1位というのもかなりの状況である。

まず、6週目に1位をとれる作品自体ほぼない。上昇型ヒットは条件が違うため除くと、2008年の安室奈美恵の6週連続1位にまで遡ることになるはずである。それ以外には、ドリカムが自身のオリジナルアルバム「MAGIC」で7週連続1位を達成していたりするし、大昔まで遡れば、10週以上の連続1位はままある。シングル・アルバム問わずである。

しかし、このCDがまったく売れない2015年に6週目に1位というのは、タイミングも多分にあるとはいえ快挙に違いない。今週も3日間で1万枚を超えており、売上も月→火→水と増加の一途をたどっている。水曜までに1.2万枚となっている。今週は前述のとおりお盆のため、特に旧譜にとっては条件がなおよい。近年をみていると、お盆はその前週と比較し、売上を維持するか向上させる傾向がみられる。昨年も実際そのようであった。今年もそれがみられれば、旧譜の売上にも注目である。

また、6週目の1位だけではなく、返り咲き後の連続1位というのもあまり例をみない。前例はあまり思い浮かばないほどである。大昔であればなんでもないできごとなのだろうが、やはりこの2015年だけにこの推移は光っている。

まだ今週の1位も確定しているわけではないが、引き続き推移に注目したい。

・音楽ではないが、書籍のほうでは、お笑い芸人・ピースの又吉直樹による単行本「火花」が爆発している。発売当時から1位を獲得するなど、それだけでも大成功だったところ、芥川賞獲得効果によりさらに急加速。週間売上も、現在閲覧可能なところからみてみると、4万台だったところから最新の結果ではなんと27万まで怒涛の激増。効果は果てしない。

ミリオンはすでにあっという間に達成しており、累計は133万。そしてこの段階で週間売上が27万というのだからおそろしい。どこまで伸びるのかはおよそ未知数である。この数字の勢いをぜひCDでも見てみたいところだ。昔ならこのような推移もよくあったのであるが。