嵐の2週目は激しく急落している。
・嵐の初動は82万だった。ちょうど今年上半期1位の三代目の上半期の累計と同じである。初動だけであっさりここまで来てしまっては、年間1位もあっさり奪取するであろう。また嵐が初動で80万突破した例は皆無であり、それも快挙。これまではシングル・アルバムで70万台が最高だった。特に今の嵐が全盛期ということはまったくなく、完全な安定期かやや衰退期かというところであるにもかかわらず、初動が伸びている。このように嵐は全盛期を過ぎてから自己記録を更新することが多い。「果てない空」「Calling」、そして今回もそうである。

しかし、粘りは相当弱くなっている。本日発表されたばかりの結果によると、2週目はわずか5.7万枚。82万→5.7万である。下落幅は果てしない。やはり固定人気が露呈している。これでは初動80万からのミリオンならずという汚点も現実味を帯びている。そうでなくとも、嵐はすでに初動70万からのミリオンならずという記録を、シングル・アルバムそれぞれでもってしまっている。今回それを更新し、80万からのミリオンならずも可能性は高い。他にこんな記録をもっているものはいないはずであり、嵐だけの不名誉である。

売れない時代とはいえ、このような嵐よりは、初動50万から地道に伸ばし続けた三代目のほうが、まだ実感がわくというものである。嵐もいつのまにか瞬間的な存在になってしまった。6年前のベスト盤では300週ランクインし初動75万から195万まで伸ばした実績もあるだけに、時代は変わったということである。

・ドリカムの連続トップ10が15週でストップした。7月から延々続いていた記録が途切れた瞬間である。15週のトップ10の中で、6週1位を獲得し、累計はすでに初動の34万から80万手前まで伸びている。他のどの作品もそうだが、発売からいくら粘ってランクインしても、累計枚数は発売直後の10~20週ほどで稼いだものが大部分を占めるものだが、このドリカムもそうである。ただ最近は10週どころか5週、そして初動だけという偏りに偏った作品も多数存在する中、今回のドリカムは長期にわたって売上を加算し続けた稀有な例である。

すでに年間ではトップ3は固いと思われる盤石の態勢。今後もどこまで売れるか未知数であり、年末年始の動きも楽しみな存在である。ただドリカムは話題性に欠ける一面があるのが弱み。それこそ紅白出場ともなれば願ったり叶ったりだが、あまり露出するタイプでもないため、今後売上の後押しが出てきにくいともいえるのが不安要素である。

・参考までに、カラオケ1位は再び交代し、糸からひまわりの約束へ。少なくとも鉄板の1位曲は今年については存在しないようで、常に揺れ動いている。まだ早いかもしれないが今年をカラオケで振り返ってみると、年始はドラゴンナイトからあったかいんだからあと、最新曲が人気を博しており先行きも明るいかと思われた。しかし、あったかいんだからあが急落すると、流星が1位となり、糸→流星→ひまわりの約束→糸→ひまわりの約束と1位が安定しないばかりか、今年の曲もいつの間にかいなくなっていた。君がくれた夏やトリセツもかなり食い込んでくるものの、今年の代表とまではいかないであろう。こうしてみると、今年のヒットはなかったようだ。昨年のヒットが引き続き強く残ったのが目立ったばかりである。