アイマスについて。
・先週はシングルが久々に競合するべき強豪が皆無により、嵐が自身初のV2となったが、今週はアルバムが穴場。強豪がやはり皆無であり、いつもとは様相が異なっている。しかし、強豪皆無とはいえ、先週の1位が今週も1位に残るわけではない。先週の1位は急落がすさまじく、いくら穴場とはいえ、2週続けて1位をとれるレベルにはないのである。

そんなアルバムで今週1位を獲得しそうなのが、なんとアイマスである。アイマスのどうやらシリーズもののアルバムが今週発売され、好評を博している。2013年9月に第一弾、2014年12月に第二弾を発売し、今月2016年6月、第三弾を発売したとのこと。ただ、売上規模は以前から大幅に改善され、明らかに変貌している。

推移もかなり粘りを伴っており、累積売上は早くも2万枚を突破。しかし、アイマス自体にとって好調でも、アルバムランキングにとっては絶不調。3万枚に届かない1位となれば、ちょうど6年前の2010年6月の危機を彷彿とさせる。それ以降も、2011年1月のボーカロイドのオムニバス盤による1位や、2011年2月の遊助の2週連続1位、2011年10月のペルソナによる1位など、低レベルな1位は数あるが、今回もそれ同等の危機といえる状況である。

さて、残すは土日の二日間となったわけだが、このまま進めばまず間違いなくアイマスの1位である。しかし、如何せんアイマス自体も低レベルである。予測不能な急浮上一発が発生すれば、その1位も消滅する可能性もないわけではない。とりあえずはアイマス1位が濃厚であり、久々に目新しい結果が発表される可能性が高いといえる段階である。

・嵐について先週言及したが、結果的には事件もなく、あっさりと2週連続1位を獲得した。週間売上は4.8万枚。デビューから17年、普段の売上規模からして、ようやくの達成といったところである。

男性アーティストによるV2は、8年前のMr.Children「HANABI」以来だという。それ以降もトイレの神様やらマキシマムザホルモンやらSKE48やらAKB48やらといったところが偶発的に獲得していたため、意外にもシングルでもV2はあったのである。そして今回の嵐も完全に偶然の産物である。

こうしてみると、V2は現代でもまだ生まれる可能性はあることになる。しかし、V3はもはやほとんど可能性はないといっていいであろう。最後のV3は、現時点で2007年の宇多田ヒカル「Flavor Of Life」である。