・今年も早くも大晦日。

・今年も大晦日を迎え、いよいよ年越しを迎えようとしている。そんな中、音楽関連で注目となってくるのが、紅白歌合戦と、それによる売上動向の変化である。いわゆる「紅白効果」であるが、近年はそれがCDにあらわれることはない。観測されたとしても、それは配信の順位くらいにしか反映されない。ただ、今年はいつもに比べ、話題作が多いように見受けられる。今年は紅白効果が見られるのかどうか、注目したい。

・まず、目下ヒットを記録しているのが、解散となるSMAPのベスト盤「SMAP 25 YEARS」である。こちらは先週週間ランキングに初登場し、初動66.8万枚というロケットスタートをきっていた。しかし、これだけでもすごいのだが、本題はそこからであった。まず週明けの月曜にはデイリーランキングで3.5万枚を記録。これは、前日の日曜付の半数以上を維持する粘り腰。初週にもデイリーランキングの日々の数値は粘りあるものであったが、2週目に入るとその維持力も強みを増してきた。そして、年内最後のデイリーランキングとなる火曜付では、なんと6.0万枚。2週目に入ったばかりのこの段階で、突如大幅な回復である。無論SMAPが単に粘っているわけではなく、スマスマ最終回効果、クリップ集の同発効果が重なって相乗効果になっているといわれているが、それにしても伸び率はすさまじい。2週目に大幅に回復する推移を見せた作品が、昨今ではまったくもってないため、かなりの衝撃である。

こうして、年内最後のデイリーランキングで爆上げを見せ、相当な勢いを予感させたまま、2016年のランキングは終了している。年明けのデイリーランキングでは、この勢いがどうなっているのかが最大の注目点である。また、年末年始の動きも同様である。メディアへの露出がないとされているため、他のアーティストが享受するような売上促進はあまりないかもしれないが、もともと蓄えている潜在的な販売力は高い。

具体的には、2週目はすでに2日間で約10万枚。残り5日間あり、年末年始ということもあるため、連日高水準を維持する可能性がある。2週目も20~30万枚付近までのぼってもおかしくない。そうなると、初動で70万近く売っているわけであるから、累計は一気にミリオンまで見えてくることになる。2週目でミリオンとなれば、2009年の嵐のベストを上回るペースである。また、自身の2003年の「世界に一つだけの花」と同じような推移をたどることになる。「世界に一つだけの花」は、初動63万、2週目38万で、猛烈な勢いのままあっさりミリオンを突破している。今回のSMAPは、そのくらいのポテンシャルを感じさせる。決して不可能な話でもなさそうである。

まずは、新年4日に再開されるデイリーランキングに注目。果たして結果はどうなるのか。