先日嵐がニューシングルを発表した。
・嵐のニューシングル「I'll be there」が先日発売され、初動39.4万枚を記録、1位を獲得した。嵐にとって1位獲得はいつもどおりの動きなのだが、問題は売上枚数である。初動は39.4万枚となり、40万の大台を切っているのである。過去を遡ると、嵐のシングルが初動40万を割ったのは、2008年の「Beautiful days」以来、約8年半ぶりとなる。逆にいえば、嵐が8年半ものあいだ、初動40万以上のハイレベルな数字を常時記録していたということでもあるが、今回はついに大台を割ってしまったことになる。

今回の新曲は前作「Power of the Paradise」以来約半年ぶりの新曲であり、メンバーの相葉雅紀主演の月9ドラマ「貴族探偵」の主題歌に起用されている。しかし、そのドラマの視聴率が2話の時点ですでに10%を割るなど、視聴率の低迷が話題となっている。また、主演の相葉の演技にも、批評が集まっているようである。

そんな中シングルが発売されると、初日は過去の実績とほぼ同等の売上枚数を記録。順調な発進に思われた。しかし、2日目以降の粘りは精彩を欠き、下落の早い推移に。これにより、初動は40万を切る数値にまで低下した。

なお、嵐のこれまでを振り返ると、5月付近の春のシングルでは、勢いを盛り返すことが多かったのである。


・2014年の「GUTS!」では、「Bittersweet」に続き2作連続の初動50万を記録し、楽曲自体も話題となった。
・2015年の「青空の下、キミのとなり」では、前作「Sakura」から復調し、再度初動50万を記録。また、このときも相葉主演の月9主題歌だった(ドラマ「ようこそ、わが家へ」)。
・2016年の「I seek/Daylight」では、3年ぶりの3種リリースにより、初動は大幅に向上。70万を突破、2週連続で1位を獲得した。それぞれドラマ主題歌であったが、ドラマは2作とも当時のクールではトップレベルの視聴率を記録し、ヒットした。


このような背景の下、今回のシングルの売上は低下した。ただ、嵐の最近の動向をみていれば、緩やかな減少傾向にあるといえる状態であり、今回の結果も避けられなかったと思われる。ただ、低下しているとはいえ、売上の規模は未だトップレベル。一方で、昨年SMAPが解散したことにより、同じ事務所の嵐にも何らかの影響が出るのではないかとの言及もある。嵐にとって今回の動向は決して芳しくないものだが、今後の動きはどうなるだろうか。