GOLDEN☆BEST デラックス 西城秀樹
最近のアルバムランキングでは、あるアーティストの訃報により過去作品が急浮上している。それは西城秀樹のベスト盤で、発売当時はほとんど売上がなかったものの、今回の報道などにより急速に売上を伸ばしている。デイリーランキングでは枚数の規模まではわからないが、改めて西城秀樹の人気ぶりがうかがえる結果となっている。

西城秀樹は先日突然の訃報が報じられ、衝撃を与えた。それにより西城秀樹の楽曲を求める人々が、過去のベスト盤の購入へと走っているようである。

今回浮上しているのは、実は1作品ではない。過去に数作発売されたベスト盤が、複数浮上している。中でも最も高順位となっているのが、2010年盤の「GOLDEN☆BEST deluxe 西城秀樹」である。それに次ぐのが2012年盤「GOLDEN☆BEST 西城秀樹 シングルコレクション」となっている。この2作はほとんど同じような規模の売れ行きであるが、それよりさらに下には2004年盤もランクインしており「ゴールデン☆ベスト 西城秀樹」となっている。

すべて似たようなタイトルで、収録内容も大きな違いはないようだが、2010年盤はデラックスとうたっているだけあり、3枚組の重量級となっている。その2010年盤が、わずかではあるが最も大きく売上を伸ばしているようだ。

ランキングでは、すでに先週の時点で大きく浮上しており、デイリーランキングでは週末に一気にトップ3入りと猛追。週間ランキングではトップ10入りはならなかったが、2週目となった今週は週始めから高動向となっていることから、2010年盤・2012年盤とあわせて2作連続トップ10入りが期待される。デイリーランキングでは、連日2作同時トップ10入りが継続されており、非常に安定している。

また、アルバムが売れているだけではなく、最新のカラオケランキングでは、「YOUNG MAN」がトップ20入りという急浮上となった。並み居る常連曲に割って入る動向である。言わずと知れた代表曲であり、西城秀樹の楽曲が広く浸透していた証左である。

アーティストに限らず訃報は決していいものではないが、アーティストの過去作品がこのように浮上するたび、そのアーティストの人気ぶりが色濃く反映されてくる。今回の西城秀樹はどこまで売上を伸ばせるのか、注目である。